くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

トップ > d_世界の原発 > ベツナウ原発(BEZNAU)|スイス-アールガウ州

ベツナウ原発(BEZNAU)|スイス-アールガウ州

d_世界の原発 d_世界の原発-スイス

スイスのアールガウ州のベツナウ原発を紹介します。

ベツナウ原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

この記事の内容

ベツナウ原発の場所を確認！

ベツナウ原発は、スイスのアールガウ州ドッティンゲンにあります。

この州はスイスの北部に位置し、美しい森や湖が多くあります。

ベツナウ原発の最寄りの空港はチューリッヒ空港で、この空港からベツナウ原発まで車で約40分かかります。

なお、下表のようにベツナウ原発には1～2号機があります。

unit 初臨界
(First Criticality Date)		 送電網接続
(First Grid Connection)		 商業運転開始
(Commercial Operation Date)		 状態
(Status)
BEZNAU-1 1969年6月30日 1969年7月17日 1969年12月9日 Operational
BEZNAU-2 1971年10月16日 1971年10月23日 1972年3月4日 Operational

ベツナウ原発の特徴を簡単に解説！

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の３つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

ベツナウ原発2号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴！

ベツナウ原発の2号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料：濃縮ウラン
  • 減速材：水
  • 冷却材：水

また、2号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約11m、直径が約3mであり、出力は364MWとなります。

ベツナウ原発2号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 364MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 10.7m
直径(Diameter) 3.3m
素材(Material) CS-SA-320B/SS-304
厚さ(Thickness) 166mm

下の2枚の画像は、遠方からの様子と接近したときの様子です。

口コミ・評判は実際どう？【ベツナウ原発の感想・レビュー】

ここではベツナウ原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

スイスのベツナウ原発はスイスの中間近くにあり、今年で54年目になります。多くの国が原子炉の寿命を80年に延ばそうとしていますが、120年という部分についてはよくわからないものの、適切にメンテナンスされた原子炉は長持ちします。

他の火力発電所と同様、原発も熱と電気の両方を作っています。その余剰熱を近隣の自治体にパイプで供給することは可能で、これによりカーボンフリーの温水や暖房を提供することができます。スイスのベツナウ原発ではこのような取り組みを行っています。

世界で最初の原発は1954年にロシアのオブニンスクに建設されたました（現在は使用されていません）。 現在も使用されている原発は、スイス北部のベツナウ原発です！

ベツナウ原発の口コミを調査したところ、ベツナウ原発の暖房供給や世界でも古い原発ということについての評判があることがわかりました。

ベツナウ原発の近場の飲食店をチェック！ 【人気料理をご紹介】

20230929171832

ここではベツナウ原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

ベツナウ原発からの所要時間が車で約11分の、レストラン「Restaurant & Lounge Sonne」です。

ベツナウ原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。

あわせて読みたい記事