くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

ビブリス原発(BIBLIS)|ドイツ-ヘッセン州

ドイツのヘッセン州のビブリス原発を紹介します。

ビブリス原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

ビブリス原発の場所を確認!

ビブリス原発は、ドイツの南ヘッセン州のビブリスにあります。

ビブリスはライン川沿いに位置し、美しい自然や歴史的な建造物が魅力です。人気の観光名所は、中世の城や教会、水車などがあります。

ビブリス原発から最寄りの空港はフランクフルト空港で、この空港からビブリス原発まで車で約50分かかります 。

なお、下表のようにビブリス原発には1~2号機がありますが、全機が廃炉中あるいは廃炉済みです。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
BIBLIS-A 1974年7月16日 1974年8月25日 1975年2月26日 Permanent Shutdown
BIBLIS-B 1976年3月25日 1976年4月25日 1977年1月31日 Permanent Shutdown

ビブリス原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

ビブリス原発2号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

ビブリス原発2号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:濃縮ウラン
  • 減速材:水
  • 冷却材:水

また、2号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約13m、直径が約5mであり、出力は1238MWとなります。

ビブリス原発2号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 1238MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 13.25m
直径(Diameter) 5m
素材(Material) 22-Ni-Mo-Cr-37/AS
厚さ(Thickness) 250mm

下の2枚の画像は、遠方からの様子と接近したときの様子です。

参照:Web Archive

口コミ・評判は実際どう?【ビブリス原発の感想・レビュー】

ここではビブリス原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

ドイツの物理学者が1939年に発表した論文に、ドイツ帝国全体の電力をまかなえる原子炉を作ることができる、というものがあります。 それから40年も経たないうちに、ドイツはビブリスに2基の原子炉を建設したのです。

もうひとつ。ドイツのビブリス原発。 わずか37年の運転のあと、すでに廃止されています。毎年15TWSを生産し、石炭と一部の再生可能エネルギーに取って代わられました。

ドイツ・ビブリスで、核廃棄物を原発に運ぶ列車の到着を前に線路を塞ぐ活動家たち

ビブリス原発の口コミを調査したところ、ビブリス原発の建設や廃炉、廃棄物の輸送に関する評判があることがわかりました。

ビブリス原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

20230311182539

ここではビブリス原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

ビブリス原発からの所要時間が車で約9分の、ハンバーガー店「Schotti‘s Burger-Imbiss Biblis-Wattenheim」です。

ビブリス原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。