原発の「補助給水ポンプ」ってどんな設備?
原発の「補助給水ポンプ」について紹介します。
原発の「補助給水ポンプ」について知りたい方は、参考にしてみてください。
原発の「補助給水ポンプ」について解説!
原発のうちPWRではタービンを回し発電をするための蒸気を作り出すために、「原子炉圧力容器内の高温・高圧の水」と「蒸気を作り出すために用意された水」を接触させています。
ただし、「原子炉圧力容器内の高温・高圧の水」と「蒸気を作り出すために用意された水」が混ざらず熱だけがよく移るように専用の薄い金属でできた設備で仕切っています。
この専用の設備を「蒸気発生器」といいます。通常時にはこの「蒸気発生器」へ「蒸気を作り出すために用意された水」をポンプを使って送り出していますが、事故時にはこのポンプが使えないことが考えられ、その場合「原子炉圧力容器内の高温・高圧の水」を冷やすことができなくなり、原子炉圧力容器のなかのウランやプルトニウムといった燃料が溶けてしまうおそれがあります。
このために通常使われる「蒸気発生器」へ「蒸気を作り出すために用意された水」を送り出すポンプが万が一使えない場合でも、確実に「蒸気発生器」へ「蒸気を作り出すために用意された水」を送り出し、、「原子炉圧力容器内の高温・高圧の水」を冷やすために準備されているポンプを「補助給水ポンプ」といいます。
「補助給水ポンプ」にはタービンからの蒸気を利用して水を送り出すポンプと電気の力を利用して水を繰り出すポンプの2種類があります。
「補助給水ポンプ」についての気になる口コミも要チェック!
ここでは原発の「補助給水ポンプ」の口コミを見ていきましょう。
関西電力 高浜原発3号機のポンプで油漏れhttps://t.co/BuQrsUxKSn
— 森雪 (@Premordia) July 21, 2022
記事にポンプ名称が無かったので、関電のHPで確認https://t.co/W95THWsNoxしたところ、タービン動補助給水ポンプでした。美浜3号機でもストレーナー詰まりで同ポンプがLCO逸脱となっており、SA対応上重要機器(電源喪失時に
(続く)
補助給水ポンプの油漏れですが、関電のリリースを見るとパッキンの交換とシール面の調整で対応できたようです。この系統は、通常運転で使用しませんが、安全上重要な設備になります。
— 分電でんこFC(電力・エネルギー業界応援) (@denkochan_plc) July 24, 2022
稼働直前のトラブルに対する、迅速な修理は本当にありがたいです。 pic.twitter.com/zdn9GpzLpK
非常時の冷却に電源が必要なのは、東日本に多く世界的にはマイナーな沸騰水型(BWR)です。加圧水型(PWR)は発生した蒸気で(記事の図には省かれている)タービン動補助給水ポンプを稼働するので電源が失われても冷却でき、制御棒も自然落下します。ちなみにニュースケールのSMRもPWRベースですよ。 https://t.co/ugWSdfnKgu
— SY Ramone (@SY_Ramone) November 5, 2021
原発の「補助給水ポンプ」について調べたところ、トラブルやBWRとの違いについての口コミがありました。