くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

福島第一原発(FUKUSHIMA-DAIICHI)|日本-本州

日本の本州の福島第一原発を紹介します。

福島第一原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

福島第一原発の場所を確認!

福島第一原発は、福島県双葉郡大熊町(Ohkuma Town)と双葉町(Futaba Town)にまたがる東京電力(TEPCO)の原発で、太平洋沿岸に位置し、周辺は豊かな自然に囲まれています。

大熊町と双葉町はそれぞれ約1万人と約7千人の人口を有していましたが、事故後は避難指示が出され、現在もほとんどの住民が帰還できていません。観光名所としては、ふくしまスカイパーク(Fukushima Sky Park)などが挙げられます。

福島第一原発は、2011年3月11日に発生した東日本大震災により、1号機から3号機でメルトダウンが起き、世界最悪レベルの事故となり、現在は廃炉作業が進められていますが、溶けた核燃料の取り出しや処理水の放出など多くの課題を抱えています。

福島第一原発の最寄りの空港は、福島空港(Fukushima Airport)と仙台空港(Sendai Airport)で、福島空港から原発までは車で約2時間半、仙台空港から原発までは車で約3時間かかります。ただし、事故後は周辺道路に制限があるため、実際にアクセスする場合は注意が必要です。

なお、下表のように福島第一原発には1~6号機がありますが、全機が廃炉中あるいは廃炉済みです。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
FUKUSHIMA-DAIICHI-1 1970年10月10日 1970年11月17日 1971年3月26日 Permanent Shutdown
FUKUSHIMA-DAIICHI-2 1973年5月10日 1973年12月24日 1974年7月18日 Permanent Shutdown
FUKUSHIMA-DAIICHI-3 1974年9月6日 1974年10月26日 1976年3月27日 Permanent Shutdown
FUKUSHIMA-DAIICHI-4 1978年1月28日 1978年2月24日 1978年10月12日 Permanent Shutdown
FUKUSHIMA-DAIICHI-5 1977年8月26日 1977年9月22日 1978年4月18日 Permanent Shutdown
FUKUSHIMA-DAIICHI-6 1979年3月9日 1979年5月4日 1979年10月24日 Permanent Shutdown

福島第一原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

福島第一原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

福島第一原発の1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:濃縮ウラン
  • 減速材:水
  • 冷却材:水

また、1号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約20m、直径が約5mであり、出力は460MWとなります。

福島第一原発1号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 460MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 19.7m
直径(Diameter) 4.8m
素材(Material) ASTM-A-302B/SS
厚さ(Thickness) 160mm

福島第一原発2号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

福島第一原発の2号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:濃縮ウラン
  • 減速材:水
  • 冷却材:水

また、2号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約22m、直径が約6mであり、出力は784MWとなります。

福島第一原発2号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 784MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 21.9m
直径(Diameter) 5.57m
素材(Material) SA-533B/SS
厚さ(Thickness) 138mm

福島第一原発3号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

福島第一原発の3号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:濃縮ウラン
  • 減速材:水
  • 冷却材:水

また、3号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約22m、直径が約6mであり、出力は784MWとなります。

福島第一原発3号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 784MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 21.9m
直径(Diameter) 5.57m
素材(Material) SA-533B/SS
厚さ(Thickness) 138mm

福島第一原発5号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

福島第一原発の5号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:濃縮ウラン
  • 減速材:水
  • 冷却材:水

また、5号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約22m、直径が約6mであり、出力は784MWとなります。

福島第一原発5号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 784MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 21.9m
直径(Diameter) 5.57m
素材(Material) SA-533B/SS&high Ni steel
厚さ(Thickness) 138mm

下の2枚の画像は、とです。

口コミ・評判は実際どう?【福島第一原発の感想・レビュー】

ここでは福島第一原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

航空自衛隊による福島第一原子力発電所の偵察飛行、2011年

日本の福島第一原子力発電所の核汚染水排出設備が17日に稼働を開始しました。これは、数十年以上にわたって太平洋全体を脅かす公然汚染となります。欧米の環境保護団体はどうなのでしょうか。

日本の「原子力資料情報室」のニホンミユキ室長は、福島第一原子力発電所の貯蔵タンク内の核汚染水には、安全基準をはるかに超える放射性物質が多数含まれていることを明らかにしました。

福島第一原発の口コミを調査したところ、福島事故当時の偵察飛行や汚染水の排水についての評判があることがわかりました。

福島第一原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

ここでは福島第一原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

福島第一原発からの所要時間が車で約14分の、レストラン「せんだん亭」です。

福島第一原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。